【2024年のトレンドを振り返える!】ブログを投稿してからあっという間の1年、2025年もあと少しですね。

今年もサンカクカンパニーでは、「ユーザーが使いやすく、魅力的だと感じるデザイン」をキャッチアップし、ユーザー体験(UX)向上に活かすべく、毎週デザイントレンド発表会を行なってきました!

昨年は「Y2K」「ショート動画」「ノーコード」などSNSでの流行や技術的なものにも注目が集まっていました。
では、いったい今年はどのようなトレンドをデザイナーがキャッチアップしていたのか?
特に注目に値する優れたトレンドを取り入れたWebサイトを厳選して5サイト紹介いたします!

 

ヴィジュアルアイデンティティが魅せるWebサイト!

百様図 / 大丸松坂屋百貨店


https://www.daimaru-matsuzakaya.com/vi/

ビジュアルアイデンティティ(VI)とは、企業やブランドの価値を視覚表現を通じてわかりやすく伝えるための仕組みのことです。

大丸松坂屋百貨店では「多様な価値観が認めあい重なりあう豊かさ」をテーマとした『百様図』と名付けたヴィジュアルアイデンティティを作成。
「ショッピングバッグ・包装紙」の変更は、なんと23年ぶり。
『百様図』についてのサイトではヴィジュアルをしっかり魅せる素晴らしいデザインで、CGではなくリアルな紙を撮影して素材としているからこその質感、またスマートフォンで指の動きに合わせて揺れるUXは、紙の質感やぬくもりをあたかも感じさせるかのような体験効果があり、これらがデジタル上でも『百様図』のテーマ性を深く印象づけています。

サンカクデザイナー コメント

次々と変化する模様の美しさと、メリハリのある動きに心地の良い効果音が合わさってずっと見ていられるサイトです。

 

ブラー表現を使用したWebサイト!

etoe sauna & hotel


https://etoehotel.com/

2025年は様々なWEBサイトで「ブラー表現(ぼかし効果)」を見ることが多くなりました。
サウナ付き客室のあるetoe hotelのサイトでは単に情報を伝えるのではなく、「サウナ」の湯気や湿度といった感覚的な空間への没入感を生み出すために効果的に「ブラー」を使用しています。

また、ブラーを使用することで直線的なグラデーションともまた違う、自然な美しさを生み出し、心地よいスクロールを体感できます。
今までは実装が難しかった表現もCSSの進化により、どんどん表現可能になってきています。今後もこういった技術のトレンドは進むでしょう。

サンカクデザイナー コメント

写真、文字の出かたがモワモワっと出てきて、サウナのサイトらしさの表現が素晴らしいです。文字で伝えるのではなくて、写真や効果でしっかりとサウナの雰囲気が伝わる直感的なサイトデザインです。

 

進化を続ける「3D表現」Webデザイン!

Spiral Capital


https://spiral-cap.com/

幅広いスタートアップへ投資する「Spiral Capital」のWebサイトは、ダイナミックな「スパイラル」を表現した奥行き感のある3D動画が特徴的です。

Webサイトは、単に上下にスクロールするだけでなく、ユーザーが没入できる世界観を提供することが重要です。
「Spiral Capital」は、連続的な成長、進化、ダイナミズムといったメッセージを様々なダイナミックなスパイラルな3D動画を使うことで、ユーザーの関心を引きつけ、理解を深め、記憶に定着させるための効果を生み出しています。
コーポレートが持つビジョンやイメージをどう伝えるか。その手法の1つとして奥行き感のある3Dは外せないものになっていくでしょう。

サンカクデザイナー コメント

3Dを使用したダイナミックな動画、ファーストビューでのメニューの位置やサムネイルの出現の仕方など、とにかく拘りを魅せてくれるWEbサイトです。
Web上の技術だけでもプロフェッショナルであることを感じさせてくれるサイトとなっていますね。

 

クレイタッチなキャラクターで魅せるWebサイト!

JR東日本 新卒採用サイト

https://recruit.jreast.co.jp/

JR東日本の募集要項や選考概要、事業内容など、新卒採用に関するさまざまな情報を掲載しているWEBサイト。
スマートフォンのウィジェット配置を思わせるグリットデザインと、また近年のトレンドである3D風のクレイキャラクターイラストが印象的です。
クレイキャラクターはポップで明るいデザインと相性が良く、さらにグリットデザインとの組み合わせることで、若者との心理的な距離を縮めることに成功した好例です。まさに「採用サイト」という若者に向けたサイトにとてもマッチした作りになっています。

情報へのアクセスしやすさと親近感を両立させたこのデザインは、若手デザイナーからも好評でした。

サンカクデザイナー コメント

バリエーション豊富な3Dと、思わずスクロールしたくなるようなレイアウトやモーションにこだわりを感じました。
採用サイトならではのワクワク感が詰め込まれていて、ついつい覗きに行きたくなるサイトです!

 

安心感を伝えるイラストビジュアルのWebサイト!

大野記念病院 採用サイト


https://recruit.ohno.or.jp/

ノイズグラデーションタッチのぬくもりを感じるイラストが、病院の理念を伝える採用サイトです。イラストをふんだんに使ったデザインと、考え抜かれたコピーによって、「患者さんへ寄り添う」という病院の強い想いを感じさせます。

ノイズグラデーションは、デジタル特有の冷たさを避け、人の手のぬくもりや優しさを視覚的に表現する効果があります。この表現を用いることで、病院がもつあたたかみ、やさしさ、清潔感がユーザーに伝わります。その結果、「患者さんへあたたかく寄り添ってくれる優しい人を採用したい」という、人間性を重視する採用側の意図を明確に汲み取ることができます。このように、一貫した世界観が、求める人物像という深い想いを伝える素晴らしいデザインとなっています。

サンカクデザイナー コメント

落ち着きがありながらも賑やかさもあるFVや、スクロールで背景色が変わる仕様など相まって病院らしい優しい世界を作られていると感じました。イラストの力はすごいと改めて思いました。

 

まとめ

2025年は、2024年人気だった表現がそのまま使われるだけでなく、「どうしたらユーザーにもっと喜ばれ、使いやすく、魅力的に感じるか?」という視点で、さらに洗練されてブラッシュアップされたデザインが多かった印象です。

また、Webデザインのトレンドサイクルが非常に速く、次々と「より高い次元の体験」を追求する表現へと進化のスピードを上げていると感じています!

2026年は、AI技術がデザインの世界にもっと本格的に入ってきます。サンカクカンパニーは、そんな新しい技術やトレンドを「どうすればユーザー体験の質を上げることができるか?」という視点で、どんどん発信していきます!

2026年も引き続きよろしくお願いします!