Webデザインのトレンドは移り変わりが激しく、1〜2年でどんどん変化しています。
ユーザビリティを高め、ユーザーの関心を惹くデザインをするためには、常に最新のWebデザインのトレンドを意識し取り入れていくことが必要不可欠です。
サンカクカンパニーでも毎週デザイナーそれぞれがトレンドをキャッチアップする場を設け、デザイナー間で情報を共有し、ユーザーとってより良いサイトにつながる活動を行っています。
今回は2024年にあったデザインの中で特に気になっていたWebサイトをいくつかご紹介いたします。
2024年は前年に引き続きレトロデザインが人気!
あなたのとなりの明電舎
https://www.meidensha.co.jp/knowledge/takingaction/anatanotonari/
生活インフラサービスを提供する「明電舎」のコーポレートサイトでは「Y2Kデザイン」を取り入れており、若年層が興味を持ちやすいトレンド感のあるデザインとなっています。
「Y2K」とは、「Year2000」という2000年を指す数略語のことです。
メタリックなブルーやピンク、グリーンなど、未来的かつビビッドな色使いが特徴で、インターネット時代初期の「未来志向」を感じさせます。
若年層はY2Kを「古くて新しい」デザインとして捉え、新鮮な視点で興味を惹くことができるでしょう。
サンカクデザイナー コメント
インパクトのあるトンマナで、一度見たら印象に残るキャッチーさがありました。
イラストとデザインの調和も素晴らしいと思います。モチーフであるエレクトロニックな感じや生活の中にあるというテーマに沿った見せ方にとても引き込まれました!
Webサイトもショート動画の時代に!
株式会社 CASTALK
SNSでここ数年流行っている、縦型の「ショート動画」。
そのショート動画をWebサイトに組み込むデザインがトレンドになってきています。
スマートフォンを意識したデザインでは特に採用されることが多く、ユーザーの注意を惹くことに貢献しています。
AIビデオチャットアプリを提供している「株式会社 CASTALK」のサイトでは縦型のショート動画を効果的に使用しています。Webサイトのロード時間も短くなるのでサイトの最適化にも一役買っています。
サンカクデザイナー コメント
PCとスマホで別々に動画を作成する必要もないですし、なによりスマホを横にして使用すること自体ここ数年減ってきたと感じてます。
日々の使用感に合わせたデザインの大事さを再認識しました!
広がり続ける「ノーコードツール市場」!
しまなみブルワリー
https://shimanami-brewery.com/
プログラミングのスキルや知識がほぼなくても、WebアプリケーションやWebサイトの開発・制作することができる「ノーコードツール」。
ITエンジニア不足が叫ばれる中、エンジニアでなくともデジタル化を推進できることから注目を集めています。
また、低コスト短期間で制作可能なのも魅力的です。
「クラフトビール しまなみブルワリー」のWebサイトでは、ユニークなスライドアニメーションを採用していたり、大胆なレイアウトでデザインされています。
ノーコードを使用しつつ、かつ効果的に商品紹介がされている素晴らしいサイトです。
サンカクデザイナー コメント
ノーコードでのWebサイトの作成はジャンルや会社の規模を問わず様々なところで使われているなという印象です。
しまなみブルワリーさんのサイトは、白と青でシンプルですが、商品に存在感があり自然に目がいくなと思いました。
缶のパッケージひとつひとつにもこだわりを感じるのですが、それを全面に見せる感じで動きもあるので飽きがこず、ずっと見てられるなと感じました。
魅力的な企画やコンテンツで魅せるサイト!
はたらクイズ
https://hataraquiz.persol-career.co.jp/quiz/
転職サービス「doda」などを運営するパーソルキャリア株式会社が公開した参加型特設サイト「はたらクイズ」。
キャリアサイトでは人材の不一致を防ぐためにも、このような面白い企画のサイトを作成することが多々あります。
「はたらクイズ」のサイトでは、スマートフォンを意識したUIデザインを採用していたり、一目で面白いと思わせるイラストを使用していたりと若者の興味を惹くデザインが効果的に使用されています。
サンカクデザイナー コメント
面白い企画はもちろんのこと、クリエイティブなイラストの表現が好きでした。
つい目が行ってしまって、2024年の中でとても印象深かったです!
株式会社モンブラン ブランドサイト
クリエイティビティ溢れるイラストや色使いが非常に効果的で、一目でメッセージ性が伝わってくるそんなブランドサイトです。
仕事を依頼した時の安心感が、コンセプトからすごく得られるデザインです。
サンカクデザイナー コメント
大胆なレイアウトとイラストを上手く使って読みやすくもインパクトのあるデザインで目を惹くブランドサイトになっていて良かったです。
まとめ
上記で紹介した以外にも2024年度では「アクセシビリティの実装」や「WebGL等を使用した3D表現」が多く見られました。
最新のWebデザイントレンドを取り入れるには、日々情報をキャッチしてアイデアの引き出しを増やしておくことが大切です。
2025年もトレンドチェックのルーティンは続けていき最新情報を見逃さないようにしていきます。
2025年も引き続きよろしくお願いします。